シュヴァンクマイエル映画祭(3)サヴァイヴィング・ライフ
2015年 03月 05日
シュヴァンクマイエル映画祭 4作めはCプログラム「サヴァイヴィング・ライフ」を観てきました。
夢の中の女性に好意を持ち夢の続きを観たいと願う中年男性は、夢判断を解きながら失われた過去を受け入れていく。
ストーリーは実際にシュヴァンクマイエル自身が見た夢を基にしているのだとか。
シュールな映像のなかで、現実と夢の世界の境界があやふやになっていきます。
夢の世界の謎のお婆さんの存在に引っ張られるように、どんどんのめりこんで観ていました。
最後は母子の思い出に切なくて涙が出そうになりました。
まさか、そんな感動物語ではないはずww
写真や画像のコラージュが面白かったです~
**追記**
私は、主人公は失っていた過去を取り戻したことで、夢の世界を吹っ切り現実世界へ戻ってくるのだと思っていた。
また夫婦仲良く暮らしていけたらいいね~なんて思っていたのだけど、
娘はまったく逆に感じたようで、
「若くして自殺した母親に呼ばれて死の世界へ行ってしまったんだね」と言っていた(´・ω・`)
そ、そうなのか。。
そう言われればそんな気もするけど。。
私は楽観すぎるのか。。。
by gin_no_tsuki
| 2015-03-05 19:16
| 映画