『海炭市叙景』の上映会へ行ってきました。
2011年 11月 12日
13:10 オーディトリウム渋谷にて。
DVD&ブルーレイ発売記念の上映会へ行ってきました。
昨年制作上映されていたらしいのですが、私のアンテナが低くて全然知らなかったのです。
たまたま原作者の佐藤泰志さんについてTweetしたところ、関係者の方から上映会があることを教えてもらい行ってきました。
Twitterありがたいなあw
私はあまり映画を観ることが無くて詳しくもないから監督さんも俳優さんもあまり知らないので、はたしてどんな映画なのか期待と少し不安をかかえて行きました。
だって原作に思い入れが強いと、できあがった映像との差異にがっかりすることも多々あるではありませんか。
ともあれ、当日券を入手後1階のカフェで昼食をとりました。
時間が20分しかなかったので、一番手軽に食べられるハムチーズとコーヒーにしました。
一口齧ってから、「あ、写真を撮ろう♪」と思ったため端っこが欠けていますww
店内には大きなチェブラーシカがドーン!と置かれてあって、可愛らしさもありながら落ち着いた雰囲気のお店でした。
今度時間に余裕のある時に、また行きたいなあ。
外テーブルでくつろいでいた人たちはほとんど「海炭市叙景」関係の方々だったらしく、13時近くになると続々と2階へあがって行きました。
『海炭市叙景』は小品かと思っていたのだけど3時間近くの長い映画でした。
でも、行ってよかったです!
3時間もあったとは思えないほど惹きこまれて見入ってしまっていました。
人物の表情などは文章から思い描いていたものと違うところもあったけれど、それも自分の読解力の乏しさを知らされた感じでした。
後半、路面電車の線路を渡るシーンで最初のエピソードと別のエピソードがクロスしたときは、思わず鳥肌が立って涙が滲んできました。
原作にはないシーンで、監督の表現力の素晴らしさを感じました。
路面電車の乗客として各エピソードの人物たちが乗り合わせていたシーンでは、セリフがなく乗客たちの表情が静かに映されており、バックに流れていたチェロの曲が映像にぴったりとあっていてより雰囲気を増していたように感じました。
前々から佐藤泰志氏の小説を読んでいてバッハの無伴奏チェロ組曲が合うなあと思っていたので(それは海炭市叙景ではなかったけれど)、とても驚いて胸が熱くなる思いでした。
上映後のトークで、音楽を担当したジム・オルーク氏が映画音楽について否定的な発言をしたのは意外で興味深かったですw
私としてはもっと作品の内容や作者について言及してほしかったけれど。。
Q&Aで挙手して質問しようかとも思ったけど、その勇気がなくて。。ダメだなあ。
もう一度観たいけど、次の多摩映画祭での上映日は休みが取れず行けません。。
DVDだなあww
映画『海炭市叙景』official site
http://www.kaitanshi.com/
DVD&ブルーレイ発売記念の上映会へ行ってきました。
昨年制作上映されていたらしいのですが、私のアンテナが低くて全然知らなかったのです。
たまたま原作者の佐藤泰志さんについてTweetしたところ、関係者の方から上映会があることを教えてもらい行ってきました。
Twitterありがたいなあw
私はあまり映画を観ることが無くて詳しくもないから監督さんも俳優さんもあまり知らないので、はたしてどんな映画なのか期待と少し不安をかかえて行きました。
だって原作に思い入れが強いと、できあがった映像との差異にがっかりすることも多々あるではありませんか。
ともあれ、当日券を入手後1階のカフェで昼食をとりました。
時間が20分しかなかったので、一番手軽に食べられるハムチーズとコーヒーにしました。
一口齧ってから、「あ、写真を撮ろう♪」と思ったため端っこが欠けていますww
店内には大きなチェブラーシカがドーン!と置かれてあって、可愛らしさもありながら落ち着いた雰囲気のお店でした。
今度時間に余裕のある時に、また行きたいなあ。
外テーブルでくつろいでいた人たちはほとんど「海炭市叙景」関係の方々だったらしく、13時近くになると続々と2階へあがって行きました。
『海炭市叙景』は小品かと思っていたのだけど3時間近くの長い映画でした。
でも、行ってよかったです!
3時間もあったとは思えないほど惹きこまれて見入ってしまっていました。
人物の表情などは文章から思い描いていたものと違うところもあったけれど、それも自分の読解力の乏しさを知らされた感じでした。
後半、路面電車の線路を渡るシーンで最初のエピソードと別のエピソードがクロスしたときは、思わず鳥肌が立って涙が滲んできました。
原作にはないシーンで、監督の表現力の素晴らしさを感じました。
路面電車の乗客として各エピソードの人物たちが乗り合わせていたシーンでは、セリフがなく乗客たちの表情が静かに映されており、バックに流れていたチェロの曲が映像にぴったりとあっていてより雰囲気を増していたように感じました。
前々から佐藤泰志氏の小説を読んでいてバッハの無伴奏チェロ組曲が合うなあと思っていたので(それは海炭市叙景ではなかったけれど)、とても驚いて胸が熱くなる思いでした。
上映後のトークで、音楽を担当したジム・オルーク氏が映画音楽について否定的な発言をしたのは意外で興味深かったですw
私としてはもっと作品の内容や作者について言及してほしかったけれど。。
Q&Aで挙手して質問しようかとも思ったけど、その勇気がなくて。。ダメだなあ。
もう一度観たいけど、次の多摩映画祭での上映日は休みが取れず行けません。。
DVDだなあww
映画『海炭市叙景』official site
http://www.kaitanshi.com/
by gin_no_tsuki
| 2011-11-12 22:43
| 映画