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中年主婦の道楽な日々


by 鬼灯 (きちょう) ~ funka_omi~
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『模倣の殺意』中町信 読了

『模倣の殺意』 中町信 /創元推理文庫

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駆け出しの推理小説作家「坂井正夫」が自宅アパートで服毒死した。
部屋には内側から鍵がかかっており、鍵は死体の財布に入っていた。
警察は自殺と発表したが、その死に疑問を持った二人の人間が真相を調べ始めた。。


坂井の恋人「中田秋子」と知人でルポライターの「津久見伸助」が、それぞれに独自のやり方で死の真相を探ろうとします。
二人の行動を交互に、日付順に追いながら物語は進みます。
出来事や表現のあちらこちらに、トリックを見破るための要素が散リばめられていました。
もっとも読後に気づくのですけど。
読んでいるときは、なんとなく「?」を感じていただけです。

最後に解明されて、「ああ!そっかあ!」と、「なんとなくモヤモヤしていたのはコレだったのかあ!」と腑に落ちるのです。

そして帯に書かれた「騙されずに見破れますか?」をみて、「騙されたよ!くそぉ!」となるのですw

文章中の(ギャグみたいな)セリフが、実は伏線だったと気付いたときは、ほんとヤラレタと思いましたわ!

私はあまりミステリー小説が得意ではないのですが、この本は笑っちゃうような不自然なトリックもないし、社会不適応者みたいな有名探偵も出てこなくて読みやすかったです。
頭が痛くなるような、時刻表トリックもないしねww

書店で平台展開していたのでてっきり新刊だと思っていたのですが、40年も前の小説でした。
携帯電話はないしメールじゃなくて手紙だしJRは国電だし、変だなとは思ったのですけど。
でもそんなのは全然関係なく、面白かったですよ~016.gif

他の作品も読もうと思ってまた書店へ行ったのですが、在庫はありませんでした。
あんまり売れっ子作家ではなかったようです。。。

やっぱりAmazonかなあ…><

模倣の殺意 (創元推理文庫)

中町 信 / 東京創元社

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町の本屋さん、もちょっと頑張ろうよ・・・(´・ω・`)
by gin_no_tsuki | 2013-07-02 00:17 |