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中年主婦の道楽な日々


by 鬼灯 (きちょう) ~ funka_omi~
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シュヴァンクマイエル映画祭(2)アリス &魔法のサーカス他

シュヴァンクマイエル映画祭はAプロ「アリス」とDプロを観ました。

 シュヴァンクマイエル映画祭 上映作品

シュヴァンクマイエルを知るきっかけになった「アリス」は数年前に早稲田松竹で観て以来映画館で観るのは2度目です。
可愛らしいアリスと不気味な登場人物(人物?)の対比や、小さくなったアリスが人形で表現されているのも面白いのですが、
一番印象的なのはスクリーン一面に大写しになったアリスの口が「ト書き」を語っていることでした。

他の作品も観るようになって、口のアップや食べるシーンはシュヴァンクマイエル映画の特徴であると知りましたが、
初めて見たときは、なんとも不思議な気持ちになります。

ドードー鳥もチェシャ猫も出てこないけど、一度観たら忘れられず何度でも観たい映画になりました。

アリス 予告編



映画館近くの昭和な喫茶店で昼食代わりにケーキとコーヒーを。

シュヴァンクマイエル映画祭(2)アリス &魔法のサーカス他_c0192865_23253509.jpg

1時半からは、プログラムの人形劇などの短編7作を観ました。

「魔法のサーカス」「棺の家」「エトセトラ」「ドン・ファン」
「コストニツェ」「レオナルドの日記」「アッシャー家の崩壊」

棺の家もドン・ファンもかなり残酷でグロくて、実写でやったら目を覆いたくなるような映像も、「人形」が演じると
どこかコミカルに見えてついクスリとしてしまいます。
「人形」といっても「ドン・ファン」は「人間が人形の上半身を着て人形劇を演じる」という、なんだかよくわからない手法ですが。
それが可笑しさを見せるのでしょうかね~?

私は平面で絵が動いていく「エトセトラ」が好きでした016.gif



by gin_no_tsuki | 2015-02-26 23:19 | 映画